高野 寛さん(ミュージシャン)
&
Gibson '46 J-45 "Banner Head"


取材日:2000.03.09
恵比寿・サイケデリズムにて。




年式・・・ 1946年製
ネック・・・ マホガニー
指板・・・ ハカランダ
ペグ・・・ オリジナル・クルーソンOpen Back板ペグ
ナット・・・ オリジナル・ギブソンナット
フレット・・・ ヴィンテージ タイプ (交換済み)
ボディーTop・・・ スプルース
ボディーSide・・・ マホガニー
ボディーBack・・・ マホガニー1P
ブリッジ・・・ ハカランダ (ベリーブリッジ)
ブリッジサドル・・・ オリジナル・ギブソンサドル
弦・・・ Martin MSP3100 Bronze Light (12~54)
ピック・・・ Jim Dunlop 0.88mm (おにぎり型)

●クラシカル ギブソン ロゴにバナー(旗) ヘッドという、Vintage Gibsonの王道仕様である。
●オリジナル クルーソンのOpen Back Typeの3連板ペグ付き。
●ネック裏の数ケ所に、カポを多様したと見られる「へこみ傷」が有る。
●ボディー バックのマホガニーは、非常に美しい木目の物が使用され、しかも、レアな1ピース仕様になっている。
●ボディー サイドに、若干のクラック リペア跡が有るが、その他の状態は、非常に良い。
●弦高は低く、かなりのロー テンションである。
●その他、オリジナル。

Comment

このJ-45の気に入った点を教えて下さい。

鳴りが『音楽的』なんで、ビックリして・・・。ただ鳴る、ってわけじゃなくて、どのポジションもコードもすごく良く響く。ピッチも良いしね。たぶん、ずっと良いミュージシャンが弾き続けて来た楽器なんじゃないかと?ケースにいろんな大きさと厚さのピックが20枚くらい入っていて、それだけで前オーナーが研究熱心だったことがわかる。この楽器を弾くと、とても良いプレイができるので、「先生!」と呼んでいます。(笑) 佐橋 佳幸さんもこのギターを試奏していて、「すごくいいんだけどネックが太すぎてあきらめた」と。でも、「誰か身内に持っていて欲しいなぁ〜」なんて言ってて。結局、僕のところへ来ました。
※サイケデリズム・スタッフより
「'00.3/4に別件(Guitarの修理)で御来店された高野さんは、"このJ-45"を弾くなり、強力に気に入られた様子で、3/7と3/9にも御来店いただき、更なる入念なチェックの末、Getに至りました。上記コメントで高野さんもふれてらっしゃいますが、佐橋 佳幸さんにも、高野さんが御来店の1週間ほど前に御来店いただき、たっぷり試奏していただきました。後日、佐橋さんと会われた高野さんは、"このJ-45"の話で大いに盛り上がったそうです。」


なぜか、当店を御利用頂いているミュージシャンの方々の大半が、Martinよりドロくさい音色のするGibson系のAco.を使用されているんですが、そういえば高野さんもGibsonやGuildのAco.をメインで使用する事が多い様に?思います。どうしてなんでしょう?

なんかMartinは高級すぎて。実際高いし。(笑)あと、バンドの中に入ると、絶対、Gibson系の方が音が立つ!いろんな色があるのもポイント。GuildはGibsonとMartinの中間のキャラが欲しい時に重宝してます。

高野さんの最新ライヴアルバム「ride on tide」で、使用されたGuitarと機材を教えて下さい。

これは、例の68年製 ハミングバード(別途紹介)のみ。ピックアップは、エアーマイクとSetになったハイランダー。ステレオケーブルをmidimanの小さいミキサーに繋いでPUバランスをとってから、L.R.BaggsのD.I. へ。 全編弾き語りです。

Infomation

★高野 寛さんの最新ライヴアルバム 『ride on tide』発売中!!
(CONSIPIO RECORDS AGCA-10022)
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★Nathalie Wise / ナタリー・ワイズ
『THE MARBLETRON SESSIONS 2001/06/11-06/14』 発売中!
Nathalie Wise/ ナタリー・ワイズ official siteはこちらです。
http://boat.zero.ad.jp/~zbg55069/nws/

★高野 寛さんの公式ホームページはこちらです。
http://www.h-takano.net/





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