高野 寛さん(ミュージシャン)
&
Fender Custom Shop
'95 Master Builder(John English Made)-ST


取材日:1999.10.05
恵比寿・サイケデリズムにて。



シリアルNo,・・・ FCG 03 (1995年製)
ネック・・・ メイプル
指板・・・ パーフェロー
ペグ・・・ クルーソンタイプ
テンションピン・・・ 羽型
ナット・・・ 牛骨
フレット・・・ ヴィンテージ タイプ(交換済み)
ボディー・・・ ライト アッシュ
ピックアップ・・・ Fender Custom Shop - Fat 50's
ピックガード・・・ ホワイト パール
コントロール・・・ 1 Volume/2 Tone(フロント&センター)
5wayセレクタースイッチ
SWクラフト製 Jack
ブリッジ・・・ オリジナル・シンクロトレモロ(鉄ブロック)
弦・・・ D'Addario EXL125(09~46)
ピック・・・ Jim Dunlop 0.88mm (おにぎり型)

●このGuitarは、Fender Custom Shopのマスタービルダーである、ジョン・イングリッシュ氏により特別に製作されたものであり、ヘッド裏には彼のサインが入っている(上記写真の右下を参照)。
●フロントPUのTone Potをプッシュ/プッシュ式の物に交換し、Up時に、PUセレクターがどの位置にあっても、フロントPUがON(MIX)になる仕組みになっている。(高野さんが他に所有している、64年製 Fender ST サンバーストも、同仕様に変更されている。)
●シンクロナイズド トレモロは、フローティング状態に設定されている。
●弦高は、普通。
●その他、オリジナル。

Comment

高野さんは、このGuitarを入手した当時、マスタービルダー製作のGuitarを、何本かチェックしていたそうですが、現行の市販品(量産品)に比べ、どういう所に「違い」を感じられましたか?

その違いを一言で言うなら....そう、 ヘッド裏に、製作者のサインが入っている!!!(笑)まっ、それは冗談として、たまたまストラトを探していたところ、特に良かったギターが、この「マスタービルダー製作によるストラト」だった、というのが本音。僕が弾いた限りでは、マスタービルダー製作のギター全てが良かったという訳ではないんです(製作者による品質のバラつきというよりは、個々のギターによって出来具合が異なり、中には自分好みの音がしないモノもあったというコト)。だけど、仕様(材料やパーツ)が凝っている物も多いし...、やっぱりマスタービルダー物は違うねって感じです!!

このGuitarには、「Fat 50's」(以前Fender Custom Shopで、マスタービルダーを任されていたJ.W.ブラック氏デザインによる、特別に巻かれたPU)が乗っていますが、実際に鳴らしてみていかがですか?

いいね〜♪ ぼくが使っている'64年製のオールドストラトは、木が枯れている分、音に「コクがある」って感じなんだけど、一方このマスタービルダー製のストラトは、ネックが太いって事もあって、音の太さはでは「こっちの勝ちッ!」って感じですね。

※サイケデリズム・スタッフより
「高野さんは、先日、前述の'64年製 STにも、オリジナルPUが寿命ということもあり、「Fat 50's」に乗せ替えました。」

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