佐橋 佳幸さん(プロデューサー/スタジオ ミュージシャン)
&
Fender '68 Telecaster


取材日:1999.8.06
都内・一口坂スタジオにて。



シリアルNo,・・・ 250588 (1968年製)
ネック・・・ メイプル
指板・・・ メイプル(貼りメイプル)
ペグ・・・ GOTOH クルーソンタイプ(交換済み)
テンションピン・・・ 羽型(交換済み)
ナット・・・ 牛骨(交換済み)
フレット・・・ ビンテージ タイプ(交換済み)
ボディー・・・ ライトアッシュ
ピックアップ・・・ Lindy Fralin Broadcaster Set
※00.10/16、リアPUのみを、Lindy Fralin氏に特別に依頼し
製作してもらった、コイルターン数10%Upの
Broadcaster-Custom PUに変更。

ピックガード・・・ オリジナル・白1P
コントロール・・・ 1 Volume/1 Tone...CTS製
※00.04/09、CTS製250K Potを、
CTS製1MEG Potに変更。

3wayセレクタースイッチ...CRL製
SWクラフト製 Jack
ブリッジ・・・ オリジナル・3way
弦・・・ D'Addario EXL110(10~46)
ピック・・・ Fender Heavy/Jim Dunlop 1mm/Jim Dunlop
0.88mm/Jim Dunlop 0.73mm、形は全て、ティアドロップ。
上記のPickを、曲調によって使い分ける。

●指板は、フレット交換時に、オーバーラッカー済み。(デカールはオリジナル)
●ボディーのLavender色(うす紫色)は、塗り直し(ラッカー)で、ボディーサイドの下地には、オリジナルカラーでもあるBlonde色が、残っている。
●96年・秋位までピックアップは、Seymour DuncanのSTR-1&STL-1のSetが搭載されていたが、音色が気に入らず、Lindy FralinのBroadcasterのSetに変更した。 その際に、ペグもSchaller製のM6 miniから、GOTOH製のクルーソンタイプに変更し、ネックとボディーのセット角度も、変更(仕込み修正)した。
その後、大変お気に入りの1本となり、「出番が増えた!」とのこと。
●コントロール類は、コンデンサー以外、全て交換済み。
●弦高は、滅茶苦茶に低い。
●その他、オリジナル(...とは言っても、ほとんどカスタマイズされている)。

Comment

佐橋さん御使用のFenderのエレキギターには、ほとんどと言っていい程Lindy Fralinのピックアップが搭載('57-ST-金/'69-ST-緑メタ/Fender Japan '83-ST-赤メタ/'68-TE-うす紫の4機種、ただし、PUのモデルは全て違う)されていますが、現在入手出来る数限りないリプレイスメント ピックアップの中から、Lindy Fralinをチョイスしているというのは、どの様な理由からですか?

「温故知新」ともいえる発想が、素晴らしい。 「オリジナルを忠実にコピーしている」というよりは、「より現代的に進歩させた」もの、という印象です。特に自分の持っているギターの中でも、このテリーとのマッチングが良いようです。


この'68年製Telecasterを使用して、レコーディングした曲を教えて下さい。

最近では、山下達郎さんのアルバム「COZY」、藤井尚之さんのアルバム「First Kiss」、自分のソロ「Trust me」等々。


Infomation

★佐橋 佳幸さんのアルバム紹介。

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オムニバス・アルバム
『mf Vol.1』
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オリジナル・サウンドトラック
佐橋 佳幸・坂本 龍一『ストーカー 逃げきれぬ愛』
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★佐橋 佳幸さんの公式ホームページはこちらです。 http://www.fareastcafe.co.jp/sahashi/index.html





Special Thanks to Mamoru Furusawa (KOKOMO)
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